「セルカの最低落札価格って何?」
「最低落札価格を超える入札がないとどうなるの?」
「いくらで売れるか相場がわからないから適当に決めていい?」
セルカでオークションに出品する際は、最低落札価格というのを必ず決めないといけません。
最低落札価格は設定次第で、オークションの入札額が変わる場合もあり、適当に決めると損をする場合もあります。
そこでセルカの最低落札価格についてまとめました。セルカの利用を検討している方はぜひ、参考にしてみてください。
SellCa(セルカ)の最低落札価格とは
セルカの最低落札価格とは、出品者が「この金額を超えたら必ず売ります」という意思表示のための金額です。
セルカのオークションでは、入札が最低落札価格に届かないで終了した場合には、出品した車を売らない、という選択を取ることも当然可能です。
SellCa(セルカ)では売切価格と呼ばれる場合も
セルカでは、最低落札価格のことを売切価格と呼ぶ場合もあります。
査定の際の最低落札価格の設定の際に、査定員が「売切価格」といってくる場合もありますが、セルカを利用する際は「最低落札価格=売切価格」と思っておきましょう。
なぜ最低落札価格の設定が必要なの?
「セルカのオークションで出品した車がまったく売値がつかなかった」
「セルカのオークションの最高入札額よりセルカを利用する前に持ち込んだ中古車屋の査定価格の方が高かった」
セルカで出品した際に、上記の様な納得できない金額でオークションが終了した場合でも出品した車を売らなきゃいけない、という事態を防ぐために最低落札価格の設定は必要です。
また最低落札価格がない場合で、落札価格で売るかどうかを毎回出品者側で自由に決めれるシステムだったら、いたずらや冷やかしのような出品が多くなるのが予想されます。そうなると、業者側(入札者側)のストレスも多く、結果、提携業者は少なくなっていくでしょう。
セルカ側で未然にその様な出品を防ぐためにも、最低落札価格の設定は必要だと思われます。
SellCa(セルカ)のオークションで最低落札価格に届かないとどうなるの?
オークションが始まると、基本的に出品のキャンセルは出来ません。
オークション終了時の最高入札額が、設定した最低落札価格を超えているかどうかで流れが変わってきます。
オークションで最低落札価格を超える入札がなかった場合
セルカのオークションに出品し、最低落札価格を超える入札がなかった場合、利用者は「その価格で売る・もしくは売らない」どちらを選ぶ事もできます。
また売らなかった場合は、「もう一度オークションに出品・もしくはセルカでの出品を取り下げる」どちらかの選択ができます。なお、出品・もしくはキャンセルどちらを選ぶにしても手数料などは発生せず、無料で行うことが出来ます。
セルカが交渉してくれる場合も
最低落札価格を超えずにオークションが終了した場合、セルカが最高入札額を提示した業者に値上げの交渉をしてくれる場合があります。
業者側が最低落札価格まで値上げに応じてくれるかはわかりませんが、値上げに応じた最終価格で納得できるならその金額で売ることも可能です。
オークションで最低落札価格を超える入札があった場合
一方、オークションで最低落札価格を超える入札があった場合、オークションが終了した時の最高入札額で自動的に車を売ることが決まります。
この段階で車を売るのをキャンセルすると、「100,000円もしくは成約金額の5%どちらか高い方」の違約金が発生します。
SellCa(セルカ)で最低落札価格を決めるコツ
セルカでは、申込後、査定員が出張して無料で査定を行ってくれます。
この時に、最低落札価格についても話しがありますので、いくらで売れるかわからない方は査定員にしっかりと相談しましょう。
最低落札価格の設定次第でオークションの盛り上がりが変わる可能性も
セルカのオークションでは、最低落札価格の設定は非常に重要です。
最低落札価格は最初の段階では入札者(業者)側ではわからないそうです。ただ、入札金額が最低落札価格を超えると「売切ランプ」というのが点灯して、オークションの参加者が「今、入札すれば必ず買える」というのがわかるようになっています。
そのため最低落札価格を超えるとオークションが加熱する可能性が高く、高額で売却できる可能性が上がります。
この様なシステムなので、同じ車でも設定した最低落札価格が高すぎるとオークションが盛り上がらずに終わってしまうこともあります。
最低落札価格の設定があまりにも安いと納得できない金額で売るリスクもありますが、かといってあまりにも高い最低落札価格の設定では入札が盛り上がらない可能性も高くなるので、セルカの最低落札価格は適切な金額の設定が重要です。
事前に査定に出した金額を参考にする
最低落札価格の設定が難しい方は、中古車屋などに査定を出し、その査定額をもとに最低落札価格を設定するのがいいかと思います。
査定額より若干高く最低落札価格を設定しておき、入札額が査定額に届かなければ、セルカをキャンセルして査定を依頼したところで売却すればお得です。
なお、査定に出す業者は一社では無く、複数の業者に一度に申し込める一括査定などの方がより高い査定額が期待できます。ただ、査定を依頼した業者が増えるほど、営業電話などで時間を取られる可能性もあがるので、必ず複数業者に査定を出したほうがオススメできるというわけではありません。
SellCa(セルカ)で出品した車を高く売るためにやっておきたいこと
セルカでは、査定前に車の掃除・洗車をやっておくのをオススメします。
セルカでは査定の際に査定員が車両の情報を確認すると同時に、内装や外装の写真を数十枚撮影し出品情報として登録されます。バイヤーはその出品情報をもとに、入札を行います。
内装・外装は、いくらキレイにしたとしても、シートのよれや取れないシミ、塗装状況などについての評価が変わることはないでしょう。ですが内装の状態がよかったとしても、私物が片付いていない状態で取られた写真などが出品情報で掲載されていたら、その写真でしか状況が判断できないバイヤー側の印象は下がる可能性があります。
そのような状況を防ぎなるべく高い入札をもらうためにも、査定前に車内の掃除と洗車を済ましておくのがオススメです。
なおセルカの査定は、申込後にセルカからかかってくる電話で日程を決めます。
まとめ
- 入札が最低落札価格を超えた場合
⇒オークション終了時の最高入札額で売らないといけない - オークション終了時の最高入札額が最低落札価格を超えなかった場合
⇒売るかどうか選択できる
⇒売らない場合は無料で再出品・もしくはキャンセルを選択できる
セルカの最低落札価格は「この金額以下では車を売りません」という意思表示です。
たくさん入札してもらうためには、最低落札価格の設定は高ければいいというものでは無く、適切な金額の設定が重要です。
セルカについては以下の記事でまとめていますのでそちらもぜひご覧ください。