車買取の基礎知識

車の買取チラシが挟んであったら盗難される?対策方法は?

「車に買取のチラシが挟まれていると盗難される」と聞いたことが有るかもしれません。

車に挟まれた全てのチラシが盗難を目的としているわけではなく、実際、正規の買取業者からのチラシも存在します。しかし、チラシが挟まれていることは、窃盗団が車の持ち主の行動パターンを観察して、盗難の準備に入っている可能性もあります。

そのため、車に買取のチラシが挟まれていたら盗難を防ぐための対策を検討したほうがいいでしょう。

そこでこの記事では車に買取チラシが挟まれていた場合の対策についてまとめました。

車買取チラシがワイパーに挟んであった!これは盗難のサイン?

車買取のチラシがワイパーに挟まれていた場合、それが盗難のサインである可能性があります。なぜなら、車の窃盗団などは、車を盗む前に、その車が駐車されている場所を偵察することが多いからです。

車を盗む前に、車の所有者がどこに住んでいるか、車がどのような場所に駐車されているか、持ち主が車に乗る頻度はどのくらいか、を調べることが多いです。

「チラシが挟まれたまましばらく放置されている=持ち主はしばらく車に乗っていない」というサインとして、窃盗団が車の持ち主の行動パターンを把握している可能性があります。

中には本当の車買取業者がチラシを挟んでいる場合もありますが、車買取のチラシが挟まれていた場合、窃盗団による偵察の可能性があることを念頭に置いて、車の盗難を防ぐために対策を講じることが重要です。

車に買取のチラシが貼られた時の対策

車に買取チラシが貼られた際は、以下の対策をすることで盗難のリスクを大幅に減らすことができます。ただし、これらの対策は盗難を全て防ぐわけではないため、常に警戒心を持つことが重要です。また、窃盗の手口は日々進化しているため、最新の情報を定期的にチェックし、必要に応じて対策を見直すことも大切です。

すぐにチラシを剥がす

チラシは見つけたら、すぐに剥がすようにしましょう。

チラシを剥がすことで、「普段あんまり乗っていない」「クルマを見に来ることも少ない」=盗みやすいクルマとして、窃盗グループにマークされる可能性を減らすことができます。

盗難対策装置をつける

クルマを離れる際はハンドルロック(ステアリングロック)をかけることも重要です。これにより、窃盗犯がキーシリンダーを壊し、エンジン始動に成功させたとしても、ハンドルがロックされて動かないので、盗難を防ぐことができます。

駐車場所を変える

他に駐車できる場所があるなら、チラシが貼られたら一定期間、駐車場所を変えることで盗難のリスクを下げることも出来ます。

可能であれば、より人目がある場所や、防犯カメラが設置されている場所に駐車することも効果的です。

警察に相談する

チラシを最寄りの警察署にある住民相談係に持っていき、相談することも有効です。これにより、地域での自動車窃盗事件に関する情報なども教えてもらえる可能性があります。

防犯カメラを設置する

防犯カメラの設置や人感センサーライトの設置も、窃盗犯が近づくのを防ぐ効果があります。ダミーのカメラでも、何もないよりは盗難を防止することが出来ます。

また、万が一窃盗が発生した場合でも、カメラの映像から犯人の特定や犯行の解明に役立つ可能性があります。

不法侵入にあたるのか

このように盗難の可能性が有る車のチラシですが、駐車場などに入って車に買取チラシを挟む行為は、不法侵入などの違法行為にあたらないのが現状です。

駐車場の位置や「立ち入り禁止」看板などにもよりますが、基本的にはポスティング行為と同じ様な扱いになり、罪に問うのは難しいと言われています。

ただ、罪にならないからといって警察に相談したほうがいいのは間違いありません。地域の窃盗事件を教えてもらうだけでなく、貼り付けた人を見つけたら話を聞いたり、時には警告することで盗難の予防につながるケースも有るためです。

車の買取チラシに関する口コミと体験談

https://twitter.com/ruto126R/status/1337324680126984193
https://twitter.com/sabatanoriko/status/1670702003419496449

まとめ:車に買取チラシが挟まっていたら対策するにこしたことはない

車に買取のチラシが挟まれている全てが盗難の下見というわけではありません。

ただ、盗難の下見などの目的でチラシを挟む手口があるのも事実です。チラシが挟まれていたらすぐに取り除くことで、盗難のリスクは少なからず下がります。また、可能なら駐車場所を変えたり、監視カメラの導入やハンドルロック等の盗難防止対策を導入したほうがいいでしょう。

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